ハクビシン、アライグマの被害にお困りではありませんか?
ハクビシン、アライグマの被害は大きく分けると、「眠れない!」「悪臭、不衛生!」「建物の汚染、劣化!」等に分けられます。
弊社は、宮代町を中心に施工を行っておりましたが、お客様のご紹介などで、埼玉県近郊でご依頼を頂いており、お客様の不安解消のお手伝いをさせて頂いております。
ハクビシン、アライグマ駆除施工実施エリア(過去3年)
弊社のホームページをご閲覧下さいまして、ありがとうございます。
ハクビシンやアライグマの駆除は多くの業者が行っておりますが、(インターネットで検索するとかなりの業者がヒットします。)施工内容や工事内容、施工回数等、業者によって考え方に相違があるように感じています。
駆除の料金についても業者が遠い場合、金額が近隣に比べ高くなることや、急な対応が利きにくいこともあります。
また、実際に依頼した後も次々と追加工事や処理が必要になり、最初の見積金額からだいぶ高くなっていたことも伺ったお客様からお話しいただきました。
弊社へのご依頼は、ご紹介や口コミが多く、ホームページからご依頼いただくこともあります。
弊社が所属している「埼玉県ペストコントロール協会」へのハクビシンの相談件数は141件と関心が高いことがうかがえます。(H27.10~H28.9集計)
アライグマについては、行政による対応も含めると4000頭を超える駆除が行われています。
弊社は「よく分からないもの(ハクビシン等)を、よく分からない業者に頼む不安」をお客様が潜在的に抱えられていることを日々の業務においてひしひしと体感しております。
お客様におかれましては、業者から提示された見積金額が妥当なのか、比べる対象や情報が少ないのが現状と思われます。
実際に駆除を依頼する際は、何社か相見積をとることをお勧めしています。
弊社は押し売りや、しつこい営業は行っておりません。
お客様の選択肢の1つにさせて頂ければ幸いです。
ハクビシン、アライグマについて
ハクビシン、アライグマの捕獲に関することや、侵入した建物での生息状況などをご説明しています。
長文ですが、ご興味のある方はぜひご覧ください。
ハクビシンと、アライグマのご相談件数
ハクビシンと、アライグマは同様な生活環境を共有していることが多いのですが、全国的に業者への相談件数をみるとハクビシンはアライグマに比べて10倍近い件数になっています。
これは、野生動物と特定外来生物との法令的なくくりによるものと思われます。
アライグマについては、市役所環境課様等により対応して頂いていることも多く(捕獲器等の貸し出し、回収、処分等)、弊社で対応が必要な場合は、家屋内への侵入防止対策や汚染された天井内などの洗浄や殺菌、消臭処理等を行う場合に、相談を頂いております。
このため、相談件数に相違があるのではないかと思われます。
捕獲に使用する餌
ハクビシンとアライグマは一部に食性が似ている所があり、どちらも果物が好きなようです。
どちらも雑食ですが、甘いものを好みます。
捕獲の際、箱罠にはバナナやリンゴ、ミカンなどを設置することが多いですが、お客様からは、キャラメルコーンなどの甘いお菓子もアライグマに対し有効であったと伺っています。
また、ソーセージやからあげなど動物性の餌でも誘引可能と思われますが、ネコなどの錯誤捕獲防止から適していないと判断しています。
複数種の生物が生息しているケース
屋内や外周部へはセンサーカメラを設置して、生息状況を確認していますが、施工件数の3分の1くらいの割合でハクビシンとアライグマの生息が撮影されます。
同じ空間を利用していますが、同じ時間帯で顔を合わせるわけではなく、時間をずらして利用しているようです。
極端な例ですと、ハクビシンが映り画面の端に出て行った1分後にアライグマが画面に映るなど、意識的に対峙しないようにしているようです。
また、そのような現場ではネズミ類も生息している場合が多く、ネズミ類の撮影もあり、同じ天井内に複数種の生息が確認されます。
建物や侵入状況や被害状況の調査
家屋への侵入状況や被害状況は時間を掛け、建物を全体的に調査を実施することで、侵入箇所がいくつあるのか、その中でも主に使用しているのはどこなのかを特定しています。
侵入箇所は付近に足跡等の痕跡が残っていることが多く、屋根や付近の雨どい等に、どこから来てどこを通ってどこから家屋内に侵入しているかが、おおよそ特定可能です。
また、周辺環境やフンの内容物を見ることでもどこで何を餌にしているなども分かってきます。
お客さま満足度向上のために
事前の調査をしっかり行うことで、明確なお見積りが提示でき、追加の作業が極力発生しないようにしています。
また、お客さまも含め客観的に判断できるよう、調査写真と文面での調査報告書を御見積書と合わせて、ご提出しております。
ハクビシンて?
ハクビシンとは野生動物で冬眠はせず、1年中活動しています。
屋外では畑を荒らし、建物の隙間、開口部から屋内に侵入し、天井内でドタドタと遊びまわり、騒音をたて、ため糞という習性から、一定箇所に糞、尿をすることで、悪臭や天井などの板の劣化を招いています。
被害が大きくなる前に、ご相談ください。
いったい、どんな所から侵入するの?(天井裏編)
ハクビシン・アライグマの特徴
ハクビシン
明治以前から生息が確認されるため、法律上在来動物として取り扱われます。大きさは 50~60cm、尾まで含めると約90cm。顔に鼻から額にかけて白い線があるのが特徴です。
高さ約110cmまで前足が届きます。バランス感覚に優れ、水平に張った針金を渡り、垂直の針金も簡単に登ります。地面と防止柵などの隙間からは侵入しても、自ら穴を掘っては侵入しないと言われています。
アライグマ
北アメリカ原産でペットが野生化しました。
大きさは 50~70cm で大きいものは 10kg にもなります。尾に明瞭な縞があり、タヌキやアナグマと識別可能です。
防風ネットを利用した被害防止柵では、木登りが得意であるため、多くは登って侵入しますが、隙間があれば潜って侵入します。
穴に顔が入ればネットを広げる行動も観察されています。
行動範囲と寝屋
ハクビシン
行動範囲は 30~70ha。
完全な縄張りは持たず、個体の行動域は重なります。
河川・沼などの水辺を移動することが多く、人家周辺では主に側溝を移動通路としています。寝屋は、1頭あたり 4~8ヵ所。主に倉庫、廃屋、神社・寺・人家の天井・側溝・根洞などを移動しながら利用しています。
アライグマ
出産期は 3~4月中心。
6月~10月ごろまで親と幼獣は共に行動し、冬に親離れし広がります。
寝屋は建物内が多く、数日間同じ場所を利用するようです。
施工の流れ
弊社の施工は、天井内等にセンサーカメラを設置することで、何月何日の何時に建物内にどんな生き物が侵入しているか、行動しているかをお客様に確認して頂いて施工を進めております。
センサーカメラの動画、写真を確認することで、お客様が抱える不安の一つである、「よく分からない生き物」「よく分からない施工」がご自分の目で確認することにより、軽減されるのではないかと考えております。
また、この業界においては施工者から、天井内や床下などの普段見ない箇所での施工を行いましたと説明されても、お客様はその説明をうのみにせざるを得ないことが多々感じられます。
弊社ではハクビシン・アライグマの駆除について2通り定義しております。
- 捕獲を行わずに、建物内から追い出し、侵入箇所を塞いで再侵入を防ぐ
- 敷地内や、天井内、床下等で捕獲を行う
ほとんどの現場では「1.」の施工のみで完了することが多いです。
捕獲を行うと別に初期費用や殺処分料がかかりますので、「2.」は天井内からなかなか幼獣が出てこない場合や、敷地内での農作物の被害、糞害等がある場合にご提案しております。
捕獲を行う場合は、わな猟等の狩猟免許が必要で、管轄の役所へ捕獲申請が必要になります。
ハクビシンの捕獲後の処分は申請をした自治体の指示を頂いておりますが、鳥獣保護管理法により殺処分の他、人家の少ない河川や森林部へ放獣することも選択肢の一つとされており、なかなか生息数が減らないようです。
(弊社では自治体からの指定が無ければ殺処分として申請しております。)
アライグマについては、特定外来生物として捕獲後は殺処分となります。
(放獣が認められておりません。)
お見積り調査
調査料 2万円(税別)頂いております。
- 聞き取り調査
- 目視調査
- 建物内の天井内の痕跡確認
- 外周部の侵入箇所確認
- 外周部の生息痕跡確認
- 周辺環境の確認
- お見積書作成
- 調査報告書作成
- 調査状況写真作成
お見積り調査は上記の確認の為、1時間から2時間程度頂いております。
ハクビシンやアライグマが家屋内に浸入している場合、必ず出入りをしている破損箇所や通気等、建物増築部等の隙間があると考えています。
調査場所は、室内の天井(押入れ天袋から天井内、浴室点検口等)や床下収納庫から床下内、外周部等を確認させて頂いております。
侵入箇所は複数あることが多く、調査時にしっかり確認することで、当初のお見積金額から追加工事で請求金額が大幅に上がってしまうことを極力ないようにしています。
実際の施工の手順
天井内、外周部等にセンサーカメラを設置します。
侵入箇所を仮に閉塞し、一部を開口し、閉塞後も出入りが可能な状況にします。
上記の一部開口場所に一方通行のトラップ(弁)を設置することにより、
建物内に侵入していた、ハクビシンは外には出られるが、外から建物内への侵入が出来ない状況を作ります。
建物内でのセンサーカメラにて建物内に侵入していないことを確認したら、トラップ(弁)を撤去し、板材で仮に閉塞を行い、出入りが出来ない状況を作ります。
再度一定期間時間をおいた後、建物内へ侵入していないことを確認してから侵入箇所を閉塞していた板材を撤去し、金網などで完全に出入りできないよう閉塞を行います。
点検口が無い場合や糞尿により天井材が劣化し、天井に穴が開いている場合など、状況によっては天井に点検口の作成や、天井材を剥がして施工をおこなってから復旧工事を行う場合もあります。
捕獲が必要な場合
上記の仮の出入り口へ一方通行の弁を設置することにより、捕獲することなく屋内でのハクビシン等の被害を止めることが可能ですが、親子で生息している場合、子供(幼獣)が弁を怖がって中から外に出られずに、屋内に閉じ込めてしまう場合もあります。
親(成獣)は屋内にいた状態で弁を設置しても、外に出ることが殆どですが、子供は最悪のケースとしては出られずに死んでしまうこともあります。
そのような場合、弁を撤去し、子供を外に出し、外周部もしくは屋内(床下等)に「はこ罠」を設置し、捕獲を行います。
捕獲を行うに当たり、所轄の市役所へ申請を行います。申請は1週間~2週間程度でおります。
許可が下りたら、罠の設置を行います。
捕獲したハクビシンやアライグマは捕獲許可証の記載通り殺処分、場合によっては放獣。火葬場にて焼却処分としています。
天井内の糞の撤去・天井内他消臭、殺菌
糞の撤去、殺菌消臭処理を行う際、ほとんどのケースは現状のまま点検口等から行いますが、壁面の石膏ボートに臭いがしみ込んでいる場合、糞尿により壁材、天井材が劣化していることも多々あり、ご希望により天井材の張替えや補修も行っております。
ハクビシンやアライグマなどの害獣駆除については、建物構造や被害状況に応じて効果的な対策方法をご提案申し上げております。
こちらのお問い合わせフォームより、お気軽にご相談くださいませ。