ハチの駆除をご依頼される前にご確認ください。
- ハチの種類
蜂の種類によって、近寄るだけでも攻撃してきます。 - 営巣状況
天井裏での作業や高所作業車を使用することがあります。 - 周囲への注意喚起
弱ったハチが洗濯物に付着したり、お部屋に入ってくることもあります。
自治体によっては、ハチ駆除にかかる費用の補助を行っている地域もあるため、まずはお住まいの各市区町村にお問い合わせをされることをおすすめいたします。
基本的なハチ駆除依頼の流れ
スズメバチやアシナガバチの巣は、人目につきにくいところに作られることが多く、巣を作られ始めてからすぐに気づくことは少なく、ある程度の大きさになってから気づくケースが多く寄せられています。
- 植栽のお手入れをしているとき
- 建物周囲の片付けをしているとき
- 近隣の人から指摘されたとき
ある程度の大きさになったハチの巣を見つけても不用意に刺激せず、各市区町村の自治体または専門業者に相談されるのが賢明です。
お電話またはWEBからお問い合わせいただき、ご相談内容をもとに駆除料金の目安をお伝えさせていただきます。
ご相談の上、駆除作業をご希望の場合は、駆除作業にお伺いする日時を調整させていただきます。
※各市区町村におけるハチ駆除の補助をご希望の方は、お問い合わせ時にその旨をお伝えくださいませ。
調整させていただいた日時に作業員がお伺いさせていただき、営巣状況を確認の上、正式な駆除料金の提示をさせていただきます。
駆除を行うハチの営巣状況や営巣場所によっては、安全な作業を行うために高所作業車が必要になる場合や複数の作業者が必要になる場合もあり、当日の作業が難しいケースもあります。
ただし、実作業を行うまでは料金は発生いたしません。
周囲の安全を確保し、作業員が駆除作業を行います。
駆除作業を行うときは、作業員は防護服を着用しておりますが、後方や離れた位置で見ていたご依頼者様がハチに刺されることがあります。
安全を確保するため、駆除作業中は室内でお待ちいただき、作業担当者の完了報告をお待ちくださいませ。
駆除料金のお支払いには、以下のお支払い方法からお選びいただけます。
- 当日現金払い
- 後日集金
- 銀行振込
- クレジットカード払い
- PayPay払い
※クレジットカード払いは決済端末を持参するため、お問い合わせの際にあらかじめお伝えいただけると幸いです。
ハチ駆除作業の注意点
営巣状況について
アシナガバチやスズメバチは、基本的に一度作った巣の再利用をしないため、毎年新たな巣を作り大きくしていきます。
冬眠から覚めた女王バチが最初の巣を作り始め、働きバチを育てます。
働きバチが大きくなると女王バチは2世代目以降の働きバチの出産に専念し、巣の手入れや幼虫の世話全般を働きバチが担い、集団の大きさとあわせて巣の大きさも徐々に大きくなっていきます。
営巣経過 | アシナガバチ | スズメバチ |
---|---|---|
初期 | ||
中期 | ||
終期 |
初期の頃は、女王バチ一匹で巣作り~幼虫の世話をしているため、巣作りに失敗することもあります。
巣作りに失敗した女王バチは、巣作りに失敗した巣を放棄して別の場所に作り直すこともあるので、初期の頃はお客様ご自身で市販品を用いて駆除することも可能です。
しかし、働きバチが増えてくる中期以降は、餌を取りに行く者・巣の修復をする者・外敵を警戒する者と役割分担が分かれてくるため、巣の存在に気づかずに近づくと「外敵が巣を攻撃しに来た」とハチの集団を刺激してしまい、なわばりの外に出るまで追いかけてきたり、ときには刺されたりすることもあります。
ハチ駆除に従事している者が防護服を着用していても刺される場所や個体差によって、防護服を貫通してしまうことがあります。特に秋口以降は、ハチの攻撃性が極めて高くなるため巣を見つけても刺激せず、お住まいの行政機関や専門業者へお知らせくださいませ。
巣戻り・戻りバチについて
アシナガバチやスズメバチの巣を撤去したときに不在だったハチは、巣に戻ってくる習性があります。
巣に戻ってきたときに巣が撤去されていた場合、巣がもとあった付近をしばらく飛び回り、巣を探すような動きを見せることがありますが、巣がないと分かるとやがて衰弱死してしまいます。
戻りバチは、3~7日ほど巣を探し周り体力の尽きた個体から衰弱死していくため、巣を撤去してから数日間はハチの巣があった周辺を飛び回りますが、ハチの巣があった周辺を通りがかったり、追い払おうと刺激したりしない限りは、攻撃してくることはありません。
ハチの巣の撤去跡について
ハチの巣を撤去した後、可能な限り巣の除去を心がけておりますが、以下のような場合は外壁や軒天などに巣の撤去跡が残ってしまうことがあります。
- 外壁や軒天などを傷つけ、傷めてしまう恐れがある。
- 撤去箇所に光沢が出てしまい、かえって目立つ恐れがある。
- 営巣状況により、巣の完全除去が難しい。
サイディング張りの外壁や表面が凸凹している場合、巣材が窪みや目地に入り込んでしまっていることがあり、完全除去が難しいことをあらかじめご理解くださいませ。